医院ブログ



- 2022/07/22
 - 歯科コラム
 
小児矯正のプレオルソとは? メリット・デメリット(1)
成長期に使用するプレオルソという装置をご存知ですか? 
                        
                        言い換えれば 成長期にしかできないことを ぜひ知ってください。
                        取り外しができる既成の装置ですが、使用されるお子さんの状況を見ながら、カスタマイズを行い、使用していきます。
                        定期的なサイズアップや形態変更(型番違い)など適宜、行いながら成長期を過ごします。
                        実は使用することで得られる 数多くのメリットが存在します。
                        西宮市の歯医者、あかつき歯科医院では、プレオルソを使い、お子様の歯並びだけでなく、口元の癖の改善や全身の健康維持をサポートしております。
                        小児矯正のプレオルソとは

プレオルソとは、小児矯正で使用される取り外し可能なマウスピース型矯正装置です。
                        生え変わりの時期より前の「乳歯列期」を対象としており、柔らかい素材でできているため痛みを感じにくく、小さいお子様でも楽に続けることができます。
                        適応年齢
プレオルソの適応年齢は、原則3歳〜10歳です。
                        顎の成長に合わせて使うものであるため、成長が止まる12歳以降では効果を得ることができないことが多くありますが
                        そのお子さんの成長などを総合的に評価したうえで、ご提案いたします。
                        あきらめないで是非ご相談ください
                        使用器具・使用方法
プレオルソは取り外しが可能なマウスピース型の矯正装置で、装着する時間は日中1時間と睡眠時のみです。
                        その他、筋トレ(あいうべ体操)が必要です。
                        人前で装着する必要がないため、装置による精神的ストレスはほとんどないといえますが・・・
                        子供だって しんどいときも 大変な時も あります。
                        あかつき歯科では、しっかりトレーニングをした衛生士チームがサポートに当たります。
                        歯科衛生士のひとりごと  の ブログも ぜひ覗いてみてください。
                        プレオルソを楽に続けられる秘訣は・・・
                        次回の機会にお話していきます。
                        プレオルソの費用
矯正治療は、特定の症例を除き保険適用外となるため、歯科医院によって費用が異なります。
                        プレオルソの対象である乳歯列期の費用相場は、30,000円〜200,000円です。
                        歯科医院によっては、提示してある金額に治療前の検査やメンテナンス代が含まれていない可能性や装置1個の値段の場合もあるため、事前に内訳をご確認ください。
                        プレオルソで出来る事

プレオルソでは、乳歯の位置を誘導して、その後生えてくる永久歯が自然ときれいに並ぶようにコントロールできます。
                        また、唇や頬の筋肉を鍛えられるため、口呼吸や舌の癖が治りやすくなり、鼻呼吸ができるようになることで風邪や虫歯のリスクも下げることが可能です。
                        発音障害の予防にも効果が期待できます。
                        プレオルソのデメリット

デメリットとしては、装置の幅や形が決まっているため、歯並びのズレがあまりに大きい場合は装置がはまらない可能性があります。
                        また、はまったとしてもお子様が装着を嫌がって使わなければ、効果を得ることはできません。
                        当院では、お子様の矯正治療に対するモチベーション向上のための工夫も大切にしています。
                        小児矯正をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
                        プレオルソ以外の矯正方法はある?

プレオルソ以外の矯正装置には、顎の骨を拡大する取り外しが可能な装置「拡大床」や、取り外しができない「急速拡大装置」などがあります。
                        また、受け口の治療では、プレオルソと同じようなタイプの「ムーシールド」という装置がよく使用され、6歳臼歯が生えると「GMD」や「ペンデュラム」など歯を後ろにずらすための装置が使われるようになります。
                        歯医者さんでプレオルソを勧められたら
プレオルソは、決して使って損はありません。
                        唇や舌などの癖によって歯並びが悪くなるのを防ぎ、発音障害や口呼吸予防、全身の健康にもつながります。
                        3歳から使えますので、気になる方はぜひ一度あかつき歯科医院にご相談ください。
                        
 
                            下記のページでも、プレオルソの紹介をしております!
                            よろしければ、続けてご覧ください!
                        
- この記事の担当者
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                            院長荒木 暁

 










